デジタルサイネージは長期的にみたら価格も魅力的

デジタルサイネージは街頭・店頭・公共空間・交通機関などあらゆる場所で、ディスプレイなどの電子的な表示機器で情報をタイムリーに発信できるシステムです。
近年、ディスプレイの表示性能の向上や、情報を伝達するインターネット回線の高速化なども相まって急速に広まっています。
さらにディスプレイの低価格化や長い耐用年数もそれを促進していますし、宣伝に低予算しかない中小企業でも導入するケースが増えています。

そのデジタルサイネージは、従来の紙を使った情報提示の方法を根本から変えます。
例えば全国に設置されている店舗やショウルームに来訪するお客に商品説明をすると同時に商品カタログなどを渡しますが、現在の商品ラインナップは多種多様で、多種類のものを渡さないと商品の魅力を伝えることができません。
これをデジタルサイネージ化し、商品の使用方法や導入によるメリットなどを、連動する再生装置などで動画再生し表示、紙であるパンフレットやカタログを渡すところを、Wi-fi回線を利用して客のスマホやタブレットにデータ転送して提供するという手法が採れます。
これにより紙の省略が図れ、それを常に補充する作業から解放されるメリットも生まれます。
なかには海外から来日した客も存在しますから、共通語やその他の言語でも説明しているいくつかのパターンも用意しておけば誰にでも対応可能になる利点もあります。

他にも病院や大学などで用意している情報やインフォメーションにおいても、ガイドブック・学術資料・刊行物等膨大な種類と量の紙資料がありますから、デジタルサイネージで情報掲示、必要に応じて詳細情報をPDF化したデータを転送し、多国の方々に案内することができます。
株式の相場の表示などもこの方式で多国表示しています。

従来大きなスペースを必要としていたカタログや案内パンフレット置き場を省スペース化でき、商品見本置き場などに振り向けるなども可能となります。
そしてそれらの紙で用意していた膨大な量の資料・カタログなどはデジタルでデータ供給することで印刷物は最小限にできますから、紙印刷にかかる価格を低減でき、更に発注・在庫管理などの煩雑な作業も軽減できますから労働力のコスト低減にもつながります。
デジタルサイネージ導入にかかる初期費用はかかりますが長期的にみれば、印刷代や紙資源の省力や労働力削減で元が取れるのもそれほど時間はかかりません。
また安定した性能を誇る最近のディスプレイは、耐用年数もかなり長くなっています。

来店されたお客にクーポン券を発券したり、割引券を発行していたケースでもデジタルサイネージ化で来客ごとに実行すれば紙の省資源化に寄与し、来客データの蓄積なども容易となります。
CMS化でデータの更新も簡単、また長期的に見ればお客の利用履歴データも管理可能となりますから、商品の解析などに活用できるメリットが生まれます。
低価格となったデジタルサイネージ化はあらゆる紙使用を少なくでき、省資源化に大きく貢献してくれる魅力的なシステムとなったと言えると考えます。